こんにちは〜。
とうとうゴールデンウィークが終わりましたね。
みなさん楽しめたでしょうか?
さて今日のタイトルは、
「あなたの痛みは精神的なもの?それとも肉体的なものですか?」
になっております。
ゴールデン中にTwitterを見ていたら、ある専門家の方の言っていることが気になったのですね。
どうもその業界の同業者たちが患者さんたちの訴えを「どうせ精神的な痛みだろう」と切り捨ててしまうことに違和感を抱いているというものでした。
そして、心理学的なものも必要だということでした。
そして院長は悶々としてしまったのですね。
患者さんが痛みを訴えているんだから、それが肉体的なものであろうと精神的なものであろうと、
まずは患者さんが痛みに困っている事実を認識すべきだと思うのです。
というかそもそも精神的な痛みと肉体的な痛みってそんなにはっきり区別できます?って思いますよ。
私もスポーツをしていた頃、あちこち痛みを感じたものですが、自分でも肉体的なものなのか精神的なものなのか疑ってしまうことはよくありました。
そもそも痛みを感じるメカニクスだってまだまだ解明できていないことが多数あるのですよ。
肉体だって脳や神経の分野、免疫系などまだまだ新たな発見がたくさんありますし、ましてや精神なんてまだまだわからないことだらけだと思います。
そもそも解明されていないもの同士を並べて、あれは肉体的なとか、あれは精神的なとかどうやって科学的に説明がつくんでしょう?
現在わかっていることを元にした、
ただの推論でしかないはずなんですけどね。
痛みって脳が痛みを知覚している状態だと思うので、本人が痛みを感じている時点でそれは痛いってことだと僕は思っています。
なにが原因だろうと本人は痛みを感じていますし、そして助けを求めてきている人に手助けできないなら職業的になんか意味あるのかなって思ってしまうのです。
そこに下手な説明をすることが身体と健康にまつわる専門家が求められていることなんでしょうか?
そんな下手な説明よりも、原因が何であろうと患者さんの痛みを少しでも楽にするために努力をしたり、できる範囲で患者さんが納得できる答えを探すことが必要なんだと思うんです。
もちろん、私も解剖学だけでなく生理学や心理学、そして免疫学や脳科学など患者さんの役に立ちそうなものは片っ端から勉強するようにしてます。
私には知らないことが世の中にはたくさんあり、そして少しでも患者さんの困りごとに役に立つためのヒントを求めて常にさまよっているわけですね。
人間は肉体だけでできているわけではないし、精神だけでできているわけでもないので、それら全てに関してできるだけ理解しておきたいと思っています。
でも究極は目の前の患者さんに答えがあると僕は思っています。
だって、患者さんは一人一人違う人間なので、常に正解が一つではないので。
今日はなんかお怒りモードで書きまくってしまいましたね。
ブログで怒りを吐き出す院長。
イカンイカン。
瞑想しよう。
それでは〜