マッサージで得られる一般的な効果|リラックスから巡りの変化まで

マッサージの効果
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最近はマッサージしない整体というキャッチフレーズが流行ってきていますが、マッサージ自体は適切に行えば体に悪いものではありませんので今日は「マッサージで得られる一般的な効果」について書いて行きたいと思います。

①血液やリンパの循環の改善

②疲労回復

③自律神経の調整効果

①血液やリンパの循環の改善

これは割と一般的かもしれませんね。

血液やリンパ液などの体液はいろんな組織の中を通っている血管の中を流れて全身の組織に行き届きます。

これが筋肉が固まると、その中を通っている血管に影響を与えて血液やリンパ液の流れが悪くなってしまうんですね。

他にも動脈血は基本的に心臓のポンプ作用で末端まで届きますが、静脈血は心臓のポンプ作用ではなく、筋肉自体の収縮する力をポンプ作用にして末端から心臓へと血液を戻して行きます。

筋肉が固まるとこういうポンプ作用自体が弱くなりますので、全体的に血液やリンパ液の環流が弱くなってしまうと言えるでしょう。

これをマッサージによって固まった筋肉をほぐして筋肉の働きを取り戻してあげるんですね。

血流が良くなるとスッキリしますよ!

②疲労回復

血液やリンパ液の流れが促進されると、体内に溜まった老廃物が綺麗に流されて細胞はリフレッシュ!

本人は疲れが取れてスッキリした状態になります。

さらに詳しくは次の項目で書きますが、筋肉の緊張が取れて血流が良くなると睡眠の質もアップするのでさらに疲労回復に効いてきます。

マッサージの効果はその場の効果だけではないんですね〜。

疲労は蓄積すると怪我や病気のもとになりますので早めに疲労回復させてあげるのが体良いですよ。

③自律神経の調整効果

先ほど書いたように、筋肉の緊張を取り、血流を良くすると自律神経の働きが整います。

普段緊張した生活をしていたり、ストレスが多い生活をしていると2つある自律神経のうちの交感神経という主に日中活動することを担ってくれる神経の働きが高まります。

日中はこれで良いのですが、夜間は副交感神経という主に回復を担う神経の働きが高まるのですが、交感神経の働きが高いままが続くと、この回復を担う副交感神経の働きを邪魔してしまうことになります。

こうなるとね、寝ても疲れが取れない状態になるわけです。

マッサージは物理的に筋肉をほぐして血流を良くしてくれるので副交感神経の働きを高めてくれるわけですね!

「血流が良くなる」、や「疲労回復」はよく聞くと思いますが、マッサージには自律神経の働きを調整する効果まであるのはすごくないですか?

昨今はマッサージを軽視するような風潮が整体業界ではありますが、私はマッサージの良さを整体師自体にも理解してほしいなと思っていますよ。

ただマッサージで自律神経失調症が治るとか病気が治るとかそういう極端な話ではありませんので。

あくまで疲労回復やリラックス効果があるというお話でした。

最後に辻堂でマッサージを受けたい方は下記のページをどうぞ。

執筆者:佐藤正亮

辻堂の整体サロンRELEASE オーナー兼院長。

整体師歴24年、のべ6万人以上の施術実績を持つ。

独自の整体理論「コアファンクショナルメソッド」を開発し、湘南から横浜、県外にかけて多くの症状改善に貢献してきた。

セミナー講師としての登壇や、整体師向け育成プログラムの開発にも携わり、姿勢とバイオメカニクスに基づく根本改善メソッドを伝え続けている。

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