さて、とうとう始まりました、
題して「院長オススメBOOKシリーズ!」
唐突にもほどがありますが、僕の独断と偏見でオススメBOOKを不定期で紹介して生きたいと思います。
記念すべき第1冊目は、
「癒す心、治る力 アンドルー・ワイル著」
これ、実は私が整体師になるきっかけとなった本なのです。
時は1998年、私は毎日のように図書館に通っていました。
一応大学生にはなっていたのですが、
本当はバスケットボールでプロになるのが夢だったのに、怪我でプレイヤーとしては一線を退くことが決まっており、大学に行く意味もよくわからずにサボって図書館に入り浸っていました。
きっと相当病んでいたのですね・・・
そんなときに図書館でこの本と出会い、人を癒す仕事ってすごいなと素直に思い整体師を目指すことにしました。
私の身の上話はこのくらいにして、この「癒す心、治る力」がどんな本かと言いますと、
現代医学に限界を感じていた筆者(医学博士)が、治るとはなんなのか?本当の意味でのヒーリングとは何なのかを世界中を旅して探すというお話です。
様々な代替医療についてや、医療にまつわるシャーマニズム、現代医療のペシミズム、そして細胞レベルで治るとは何なのか?など宗教的な物から極めて科学的な分析まで極めて広い視野に立って自然治癒力や統合医療について書かれています。
日本では1998年の出版のようですが、すでにオメガ3や昨今話題のトランス脂肪酸についても書かれており、相当時代を先取りした内容だったと思います。
整体師になってしばらくは、人見知りで話し下手だった自分に自信が持てずに職業への適性を疑い続けていた私ですが、病んでいた学生時代にこの本にを選んで衝撃を受けているあたりはやっぱりこの仕事が適正なのかなと思い返していて感じました。
きっと今読んでもすごい刺激があると思うのでオススメですよ〜!