こんにちは。
今日は、朝5時30分に娘が間違ってかけた目覚まし時計で叩き起こされた院長です。
そして、当の本人は、全く起きない!!
ちょっとだけ睡眠不足で不機嫌な院長です。
そんなこんなから、今日は睡眠について書いていきたいと思います。
睡眠といえば休息、回復。
そして休息、回復といえば副交感神経です。
過去のブログでもその辺を結構書いてきたので興味がある方は読んでみてください。
睡眠中は自律神経が副交感神経優位となり、活動ではなく身体を回復させたり休息させたりする働きが優位になります。
でも、実は身体の問題だけではないんですよ。
それは、
ズバリ睡眠は「脳」にとっても非常に重要な物であることがわかってきたそうです。
肉体は日中色々な活動をしますよね?
例えば仕事をしていても、家事をしていてもスポーツをしていても疲れますよね?
それは身体が活動するたびに代謝してエネルギーを産み出しているからなんですが、このエネルギー代謝をするときに代謝のカスが出るわけです。
それが老廃物なのですが、脳でも同じように常に代謝してカスが産まれているんですね。
この脳内の老廃物を掃除してくれるのが睡眠なんです!
最近は6時間以下の睡眠時間の脳の認知力はほろ酔い状態と同程度なんて話もありあますが、要するに睡眠が足りていないと脳内に老廃物が残ってしまっている状態なわけですね。
アルツハイマーやパーキンソンなどの病気は、脳内に余計なタンパク質が蓄積して脳細胞が弱って死んで行く病気だそうです。
そう考えると、脳内の老廃物をお掃除してくれる睡眠の偉大さが伝わるのではないでしょうか?
昔の人にとって「灯り」は非常に高価なものであったと思います。
やっぱコスパが良いのは太陽光だったわけですよね。
だから人間が自然に太陽のリズムで暮らすように身体が自然に調整されたわけですね。
現代は逆に、電気が非常に安価に手に入るのでいつまでも明るい生活ができるわけですが、身体にとっては人類の進化には少し逆らった生活をしているのかもしれません。
睡眠はお金がかからず、皆さんの身体と脳を守ってくれます。
もう少し見直して大事にしてあげても良いのかもしれませんよ。