こんにちは!
最近毎日重めなテーマが続いていますね。
マニアック整体サロンとかにした方が良かったかな?
今日は脊柱管狭窄症について思うことをつらつらと行きたいと思います。
脊柱管狭窄症。
きっと70代以上の方をレントゲン検査すれば結構な割合で見つかるんじゃないかなって思うほどわりとポピュラーな症例かなと思います。
人によって、その症状の出方の重症度が違うので自覚が無い方もたくさんいらっしゃると思います。
原因は、脊髄神経が通っている管というかトンネルが背骨の後ろ側を通っているのですが、このトンネルを形成している組織が退行変性(老化)を起こしてトンネルが狭くなることで神経が圧迫されて起こるというのが一般的な通説です。
僕も異論はありません。
じゃあ、一体どの部分が変性を起こしてこの脊柱管狭窄症の状態になってしまうのかってことなんですよ。
僕は、まずは石柱を支えている黄色靭帯と背骨と背骨の間にあるクッション材の役割の椎間板の変性から起こることが多いのでは無いかなぁと思っています。
黄色靭帯は退行変性で肥厚(厚くなる)ことがわかっていますし、椎間板は水分を失って厚みが無くなってしまうことが分かっています。
どちらも神経の通り道を物理的に狭くしてしまうんですね。
じゃあ何でそんな退行変性が起こるのかっていると、ざっくりといってしまうと局所的に血液循環が悪くなってしまっているんだと思うんです。
おそらく狭窄が起きている関節に、局所的にかつ慢性的に負担がかかり続けることで、局所の血流障害が起こり組織の退行変性が促進されるのだと思います。
ってことは、その局所の慢性的な負担を取り除き、さらに血流の循環を上げてあげれば長い目で見れば狭窄症も改善するのでは無いかなと考えています。
というか程度にもよりますが、全く何事も無かったのようになる方も多数いらっしゃいますので、あながち間違いではないのではないかと思っています。
結局は症状からの回復の程度は、関節と神経がどの程度ダメージを受けているかによると言うのが結論ですね。
今の時代、本当にスーパー高齢化社会でですから、こういうポピュラーな症例のメカニクスを知っておくのは重要かなと思います。
みなさんいつまでも健康で若々しい身体を保ちましょうね〜!