こんにちは〜。
暑くなって来ましたね。
今日は今実は密かに流行っている新型栄養失調について書いていきたいと思います。
栄養失調って戦後の話じゃないの?
って思いますよね?
実は現代に増えているんです。
しかも新型。
過去の栄養失調と何が違うかというと、戦中戦後のように純粋に食べ物が足りなかったころは、そもそも生きていくために必要なカロリーが足りていなかったわけですね。
新型は違います。
これだけ飽食の時代ですからカロリーは足りています。
カロリー以外のたんぱく質やビタミンミネラルなど、身体を形作ったり、正常に機能させるために必要な栄養素が不足している状態です。
過去に私は糖質制限をして見たり、
栄養学的に学んだことを自分の身体で実験していましたが、
新型栄養失調が流行っている要因は2つあります。
一つは私のように自己流でダイエットや健康法をする方が増えたので、食べるものが偏ってしまいその結果ある一定の栄養素が足りなくなって新型栄養失調になってしまうもの。
ネットやメディアには様々なダイエットや健康法の情報があふれています。
その中にはかなり際どい、根拠が乏しいものも多数あるようです。
ダイエットや健康に関しては人の関心が強くキラーコンテンツとなりやすいのでしょうね。
みなさん気を付けましょう。
もう一つは、食べ物自体の栄養素が減り続けていることです。
これはしばらく前から言われ続けていますが、農作物自体の栄養素が年々減り続けていることと、忙しい現代人の食卓に手軽で便利な加工食品の出る比率が上がったことがあると私は思っています。
野菜の栄養素が減り続けていることは農業のやり方に原因があると言われています。
現代の農業は化学肥料と農薬を使って安定的に高い収穫量を維持するために産み出されました。
化学肥料は野菜の形を作るのには役立つのですが、ミネラルなどの栄養素は不足しています。
要は土自体にミネラルな喉の栄養素が不足しているんですね。
それと現代は季節に関係なく野菜を収穫できる技術も開発されましたが、実はこれもお野菜の栄養価が下がってしまう原因の一つです。
旬の野菜は栄養価が高いそうで、要するに旬ではない季節に野菜を作るので野菜の栄養が下がるわけですね。
季節のものを食べましょうと昔から言いますがそれにはちゃんと理由があったのですね。
そして加工食品。
これも過去に書きましたね。
人類の歴史上、現代はとてつもない飽食の時代ですよね。
でも現代以外はほぼほぼ食料の確保に明け暮れた歴史だそうで、要するに人間の脳はカロリーをとてもありがいものだと、それこそ美味しい!と感じるように進化して来ています。
加工食品はその人間の習性を利用して、食べ物への依存性を引き上げるように設計されているそうですよ。
とにかく、脂肪、糖質、塩分などを使って脳が欲しくて欲しくて仕方がないという状態を作り出そうとしています。
そしてもちろんこれらのカロリーなどの栄養素以外のビタミンやミネラルはあまり含まれていません。
簡単でしかも味覚的に美味しく設計されているので、それでお腹を満たしてしまうのはしょうがないですよね。
でもこの食事を続けているとそれこそカロリー以外の栄養素が足りていない新型栄養失調になってしまうわけですね。
とこういう話をしていると私も奥さんにすごく嫌〜な顔で見られます。
そうですよね、忙しい現代でじゃあどうやって必要な栄養素を食べていくか?
難しく考えずにできる範囲内で加工食品を減らしたり、なるべく旬の食べ物を食べたりするだけでも随分違うと思います。
本物の食べ物を食べましょうってことですね。
そうそう、加工食品は身体に悪いだけでなくて太りやすくなりますよ。
と言いつつ、たまにはハンバーガーやラーメンを食べしまう私ですが・・・
最近調子が悪いっていう方や、太りやすくなったという方も、自分の身体を形作ってくれている「食事」に目を向けてみると良いかもしれません。
それでは〜