身体がだるい?それはむくみのせいじゃない?

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こんにちは〜。

 

最近ちょっと湿度が上がって来ましたね。

 

この湿度の上昇と共に急に調子を崩す患者さんが増えていますよ。

 

と言うわけでこれから梅雨から夏にかけて体調不良の大きな元となる「むくみ」について書いていきたいと思います。

 

私の独断と偏見ではあるのですが、これからの季節の体調不良を引き起こす一番の原因は「むくみ」だと思います。

 

まずはむくみの原因から。

 

むくみの正体は過剰に溜まってしまったリンパ液です。

 

血液は身体中を巡り酸素やエネルギー、そしてホルモンなどの化学物質を細胞まで運び、帰りに細胞で代謝されたカスである老廃物を持ち帰ります。

 

その際、細胞とエネルギーや酸素、栄養素などを直接やりとりしてくれるのがリンパ液になるんです。

 

つまりリンパ液がないといくら血液が循環しても細胞に酸素やエネルギーが届かないわけですね。

 

じゃあリンパ液って重要だし沢山あった方が良いんじゃないって気がしますよね?

 

確かに重要なんですけど、過剰にっていうのがよくないんですね。

 

リンパ液って血液に比べると循環する力が弱いんです。

 

血液は心臓の筋力が押し出す力で全身まで届くんですけど、リンパ液の方は心臓の力は関係なくて筋肉が伸びたり縮んだりする力を使って全身を巡っていきます。

 

だから、過剰だと巡りが悪くなるんでしょうね。

 

巡りが悪くなるとなぜダメなのか?

 

さっきも書きましたが、細胞に酸素やエネルギーを届けた後は、細胞が代謝した後のカスである老廃物を受け取ります。

 

そう、巡りが悪くなるとこの老廃物を受け取った後のリンパ液がいつまでも細胞の周りに残ることになるので、新しい酸素やエネルギーを持ったリンパ液が細胞の周りに行くことが難しくなってしまうのです。

 

要するに代謝が悪いっていう状態になってしまうわけですね。

 

細胞がエネルギー不足に陥ってしまうわけです。

 

そりゃ調子も悪くなりますよね。

 

そして、この湿度と気温が上がる季節は実はむくみを余計ひどくしてしまうわけがあります。

 

それは、人間の身体は気温が上がってくると血液量を増やすからなんです

 

これは血液の循環量を増やすことで、身体の表面を流れる血液に熱を循環させて放熱するためです。

 

皮膚から熱を発散させるために血液量を増やし、循環量も増やすのですね。

 

そしてもう一つ、熱を皮膚から放熱させるときに大きな働きをするのが「汗」になります。

 

皮膚表面で分泌された汗が蒸発するときに皮膚表面の熱を奪っていくわけですね。

 

というわけで血液の循環量を増やし、また積極的に汗をかくことで人間の身体は熱を外に排出して体温の調整をしているわけですね。

 

そのためには大量の水分が必要になります。

 

そうこれからの季節の体温調節には大量の水分が必要なんです。

 

根本的に梅雨〜夏の季節は人間の身体では水分量が増えるわけですね。

 

そしてこの増えた水分がむくみの原因となってしまうわけです。

 

とむくみの原因がわかったところで対策が必要です。

 

むくみ対策!

 

①汗をかく

②そして運動をする

③身体を冷やさない

 

が良いですよ。

 

そもそも汗をかいて体温調節をするために余計な水分を体内に蓄えているわけですから、本来の働きをさせてあげれば良いわけです。

 

それに、運動をすると普段よりも筋肉を使うのでリンパ液の巡りも良くなります。

 

ついでに汗もかけますしね。

 

一石二鳥。

 

そしてこれからの季節意外と身体が冷えている人が多いのですが、これもむくみの元になります。

 

身体が冷えると関節や筋肉の働きも悪くなるので余計に巡りが悪くなります。

 

そうすると代謝が落ちて余計冷えるという負のループに陥りますからね。

 

そうそう、リンゴ酢もむくみ対策にオススメですよ。

 

身体のむくみを取り除いてくれる働きがありますからね。

 

というわけで今日は「むくみ」について書いてみました。

 

女性はむくみを自覚している人って多いですけど、実は自覚がない方でも思っているよりも結構むくんでいますから、

 

これから季節はむくみ対策をしてみると意外と快調に過ごせるかもしれませんよ。

 

それでは〜

 

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