たった3分!お金をかけずに疲労を回復し老化を予防する方法パート1

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こんにちは〜。

 

今日のタイトルは、

 

「たった3分!お金をかけずに疲労を回復し老化を予防する方法パート1」

 

となっております。

 

最近私は患者さんから顔色いいね〜とか、色艶いいね〜とか、肌が綺麗!とか言われるようになってちょっと調子に乗っております。

 

成人する前から老けてるとはよく言われたのですが、若い的なことを言われたことはなかったので、やっと院長にも青春が来た!と密かに喜んでおります。

 

そんなアホな自慢は置いておいて、実際身体の調子も非常に良いのです。

 

まあヨガも1年以上やっているのでその効果もあると思うのですが、実はそれ以上にこれが効いているなって実感していることがあるのです。

 

それは、

 

「呼吸」です。

 

正確には呼吸法ですね。

 

やり方は簡単。

 

目をつぶって数分ゆっくりと鼻呼吸をするだけ。

 

慣れてくると、みるみる血液循環が良くなり首や肩の緊張もほぐれて来ますよ。

 

おまけに睡眠の質もすごく良くなると言う。

 

今日はなんでこんなに呼吸法が身体に良いことづくしなのかを書いていきたいと思います。

 

呼吸に関して現代の一番の問題は浅くて早い呼吸が増えていることなんです。

 

これはなんでかと言うと、一番は生活のペースが早すぎたり情報量が多すぎたり生活時間が不規則になったりと心身にストレスがかかって交感神経が優位になってしまっているからなんですね。

 

交感神経とは自律神経の一種で身体を覚醒させて活動させるための神経になります。

 

人間の身体が活動するためにはエネルギーと大量の酸素が必要になるために、呼吸のスピードを速めて酸素をたくさん取り込み代謝してエネルギーをたくさん作ろうとします。

 

運動すると息が上がって来ますよね?

 

あれは身体が自然にたくさんの酸素を取り込むために呼吸のペースをあげているんですね。

 

酸素たくさんあったら良さそうじゃん!

 

と思いますよね?

 

でも実は酸素だけでなく二酸化炭素も身体にとっては重要なのです。

 

呼吸には外呼吸と内呼吸と種類の呼吸があるのですが、このうち内呼吸の方で二酸化炭素がないと実は問題が起こるんです。

 

まず外呼吸と内呼吸について簡単に説明します。

 

外呼吸とは簡単に言うと肺を使って、身体の中と外の空気の入れ替えをすることなんです。

 

息を吸って外気を肺に取り込み、酸素と体内で酸素が消費されて生み出された二酸化炭素を交換します。

 

そして二酸化炭素が多く含まれた空気を外に排出するわけですね。

 

この肺を使って外と空気の出し入れをし、その際に酸素と二酸化炭素を交換する作業を外呼吸と呼びます。

 

普通呼吸といったらこの外呼吸をみなさん思い浮かべるのではないでしょうか?

 

そして問題の内呼吸ですが、これは肺で取り込まれた酸素がヘモグロビンに乗って血管を巡り細胞に届きますが、この時細胞に酸素を届けて細胞から二酸化炭素を受け取ります。

 

この細胞に酸素を渡して代わりに二酸化炭素を受け取る作業を内呼吸と呼びます。

 

つまり内呼吸とは細胞の呼吸のことなんですね。

 

そして二酸化炭素と内呼吸の関係ですが、内呼吸の際にヘモグロビンが運んで来た酸素を手放すスイッチが実は二酸化炭素なのです。

 

体内に二酸化炭素が足りていないとヘモグロビンが酸素を手放さないので、細胞は酸素を受け取ることが出来ないのですね。

 

細胞が呼吸できない状態になってしまうわけですね。

 

これは困りました〜。

 

そしてこの体内に二酸化炭素が足りない状態を作り出してしまうのが、実は浅くて早い呼吸なんです。

 

実は呼吸器に疾患を持っていない方は通常体内の酸素濃度は96%〜99%と言われていて、普通の方が酸素が足りないと言うことは実はあまりないんですよ。

 

むしろ早い呼吸を繰り返すことで体内の二酸化炭素をどんどん体外に出してしまうことが問題なんです。

 

ちょっと意外ですよね。

 

なんか酸素が足りない〜!的なイメージがあるのが実は二酸化炭素が足りない〜!状態の方が問題だなんてね。

 

なので無意識にしている早い呼吸を意識的にゆっくりな呼吸にしてあげることで、時間あたりの二酸化炭素の排出量を減らすことができるわけです。

 

さらに、ゆっくりな呼吸は高まった交感神経を沈め、身体を回復させてくれる副交感神経の働きを高めてくれるのです。

 

自律神経は読んで字の如しで自律した神経系なので、意識してコントロールすることは出来ないのですが、実は呼吸を介してだけはコントロールできるんです。

 

と言うか、呼吸は自律神経の働きに影響を受けるのですが、同じように自律神経の方も呼吸の影響を受けるので呼吸をコンロールすることで間接的に自律神経の働きをコントロールすることが可能になるわけですね。

 

と言うわけで、早くて浅い呼吸をゆっくりで深い呼吸に変えてあげるだけで身体の回復力は激上がり!な訳です。

 

一日たった数分でそんなに効果あるの?ってみなさん思っていますよね?

 

答えはあります!

 

それはタイミングの問題でもあるのですが、できれば夜寝る前が一番望ましいです。

 

睡眠中は副交感神経の働きが優位になり、身体の脳を修復、回復する時間になるのですが、

 

寝る前のタイミングで呼吸を整えることで、副交感神経の働きを高め、より深い睡眠に入ることができるわけです。

 

より深い睡眠が取れると効率よく疲労回復ができるわけですね。

 

と言うわけで夜寝る前に3〜5分間、目を閉じてゆっくりと深い呼吸をしてみてください。

 

鼻呼吸が良いですよ。

 

今日はだいぶ長文になってしまいました。

 

次回はパート2で深い呼吸が脳の疲労回復にどう関係するか?

 

そして深い呼吸とリンパ系の働きについて書いていきたいと思います。

 

それでは〜

 

 

 

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