こんにちは〜!
昨日も書きましたが徐々に寒さが強まってきました。
私は東北出身の田舎者なので、この寒い時期は意外と懐かしくて好きなんですけどね。
患者さんたちは寒くなってくる身体が硬くなってくるので仕事の方はやりがいのあるシーズンと言えるかもしれませんね・・・。
今日は昨日に引き続き冷え対策、特に足の冷えは睡眠の質を下げてしまい体調不良の元となりますので足の冷えにテーマをしぼっていきたいと思います。
①足の冷えの原因
②足の冷えがなぜ睡眠の敵なのか?
③足の冷えの予防
①足の冷えの原因
さて、足の冷えの原因ですが、昨日のブログにも書いてありますが大抵の場合は股関節、膝、足首などの下半身の関節が柔軟性がなくなっているか歪んでいる場合が多いです。
あまりにも疲れてしまっていて肝臓などの内臓の働きが弱っている場合も身体は冷えてしまうのですが、今回は足の冷えにしぼっているの今回は割愛させていただきます。
簡単にいうと下半身の関節や筋肉が硬くなって働きにくくなっているということなんですね。
どこかに痛みでもあれば気になって関節や筋肉の状態を感じると思うのですが、痛みなどがない場合は意外と自分の体が固まっていようが歪んでいようが一般的にはみなさん気づかれないことが多いように思います。
そして関節や筋肉が固まっていると血液やリンパの循環が邪魔されて血流が悪くなってしまうんですね。
血液は人間が生きていくために必要な酸素や栄養素を運ぶだけでなく、生命維持に必要な「熱」の循環にも貢献していますので血流が悪くなることが身体にとって非常に悪いことであるとお分かりいただけるでしょうか?
②足の冷えがなぜ睡眠の敵なのか?
睡眠と体温の関係については秋の体調管理は体温が鍵!?にも少し書きましたが、覚醒時には体温をあげて、睡眠時には体温を下げるように人間の身体は作られています。
じゃあ冷えている方が良く寝れるってことじゃないの?と思いますよね?
そうなんです、身体の奥の体温を深部体温というのですが、深部体温が下がった方が睡眠のメカニズムはよく働くようにできているんです。
が、
実は足の冷えがある方はこの深部体温が十分に下がりきらないようなのです。
なぜか?
赤ん坊や子供が寝付く前に手足が暖かくなるのをご存知でしょうか?
これ実は深部体温を血流に乗せて手足に循環させることで放熱して下げているんですね。
熱帯夜に寝苦しい夜と言いますが、これも結局室温が高いことで深部体温が十分に下がらずに深い睡眠に入っていけないからなのです。
足が冷えているのは下半身の血流が悪いせいだと書きましたが、下半身の血流が悪いと深部体温が行き場を失って十分に下がらないんですね。
十分に深部体温が下がらないことで睡眠が浅くなってしまうわけですね。
③足の冷えの予防
昨日の「これからの冷え対策に骨盤の歪みを正し大腰筋を鍛えよう!」を読んでいただいても良いのですが、今日は自宅で簡単にできる方法をご紹介したいと思います。
それは、下半身のストレッチです!
でたー、普通!!
そう、普通なんですけどこれが一番手軽なんです。
特に太ももの前後の筋肉を伸ばすだけでも十分に睡眠の質を上げる効果がありますのでぜひ試してみてください。
後は、ストレッチの最中に目をつむって呼吸を深くするのも効果的です。
日中忙しくされていると自分で思っている以上に脳は興奮していて眠りが浅くなりがちです。
目をつむって深呼吸を数分するだけでも脳の興奮や緊張は結構収まるのでオススメですよ。
ぜひ皆さんも超お手軽なケアで日々の睡眠を気持ちの良いものにしてみてくださいね〜!!