今日は意外と多い産後の尿もれについて書いていこうと思います。
私の患者さんで、あまりにも出産が難産だったためにずうっと尿もれが長年続いて困っていると言う方がいます。
この産後の尿もれの原因と対策について書いて行きますよ。
①産後の尿もれの原因
②骨盤ベルトではあまり対策にならない理由
③根本的な対策
①産後の尿もれの原因
最近は一般的に認知されてきましたが、これは骨盤底筋群と言う筋肉が出産でダメージを受けることで起こりやすくなります。
骨盤底筋群とは、骨盤の底に蓋をするように配置された筋肉によるハンモックのようなものだとイメージしてもらえるといいかもしれません。
この骨盤底筋群がリラキシンというホルモンの働きで柔らかくなり、出産の際に産道が広がります。
そしてこの骨盤底筋群の中に尿道を閉める筋肉も含まれているわけですが、出産の際にこれらの筋肉が開いて戻らなくなると、尿もれが起こりやすくなってしまいます。
②骨盤ベルトではあまり対策にならない理由
骨盤ベルトは産後の緩くなってしまっている骨盤を外側から固定してくれるので、広がって緩んでいる骨盤を押さえて動きやすくはしてくれます。
が、「尿もれ」は骨盤底筋群という筋肉のダメージで起こるのでこの骨盤底筋群の筋力を戻さないといけません。
③根本的な対策
と言うことで、根本的な対策は出産でダメージを受けて弱ってしまった骨盤底筋群を含むインナーマッスルを強化することです。
具体的には、特に股関節の内転筋を鍛えると比較的早く骨盤底筋群が働き出します。
これは股関節の内転筋の一部の繊維が骨盤底筋群と繋がりがあると筋膜連鎖(アナトミートレイン)の世界でも言われていますし、
筋力の連動の面でも足を動かす際は骨盤を安定させるために骨盤底筋群が働くことは容易に想像できます。
と言うことで今日は意外とお悩みの方が多い「産後の尿もれ」についての解説でした。
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※お体の状態や回復の早さには個人差があります
執筆者:佐藤正亮
辻堂の整体サロンRELEASE オーナー兼院長。
整体師歴24年、のべ6万人以上の施術実績を持つ。
独自の整体理論「コアファンクショナルメソッド」を開発し、湘南から横浜、県外にかけて多くの症状改善に貢献してきた。
セミナー講師としての登壇や、整体師向け育成プログラムの開発にも携わり、姿勢とバイオメカニクスに基づく根本改善メソッドを伝え続けている。



