こんにちは〜!
今日も素晴らしい天気ですね!
今日は辻堂のアメリカンダイナーでランチしてきました。
なんか辻堂って土地柄かアメリカンフードのお店が充実しているので、そっち系が好きな人はとても住みやすいかもしれないですね。
僕は食い意地が張っていて何食べてもわりと幸せな方なんで、きっとどこでも幸せに生きていけると思います。
さて今日はRELEASE流整体の第6弾!
今日は何書こうかな〜って思ったのですがやっぱりこれ!
アナトミートレイン(筋膜連鎖)!
最近は巷で筋膜リリースなるものが流行っていますよね?
でもだいたい筋膜リリースというよりは、単なる筋肉のほぐしであることが多いみたいに感じます。
筋膜って筋肉を包んでいる膜性の袋みたいなものだと思ってもらえれば良いかと思います。
筋肉自体が関節にくっついているわけではなくて、実は筋膜を介して関節にくっついているわけですね。
この筋膜の特徴として僕がパッと思いつくのが、
①形状記憶の性質
②全身を連結する全身タイツ?
③全身を貫く情報交換ルート
の3つです。
順番に行きますね。
まず①の形状記憶の性質。
これね、結構面白くって筋肉って伸び縮みすることで人間の体に運動エネルギーを作り出しますよね?
筋膜はこれとはちょっと違うんです。
筋膜は実は長さがや形を記憶する性質があるんです。
筋膜ってコラーゲン繊維から出来ているらしいのですが、これが形状記憶の性質があるらしいのです。
考えてみると人間の筋肉には運動を得意とする筋肉と姿勢維持を得意とする筋肉の2種類が大きく分けると存在するのですが、人間の運動や姿勢維持を筋肉だけに任せるって凄くコスパが悪いですよね?
筋肉って活動すると必ずエネルギーを代謝して老廃物を出すのですが、動きや姿勢を保つためにいちいちエネルギーを代謝するのは非効率なわけです。
だったら筋膜がある程度は普段の姿勢や運動のパターンを記憶してくれて筋肉の働きをアシストしてくれたら、エネルギー効率も良くますよね?
要するに省エネでいつもの姿勢や動きを作り出し支えてくれるのが筋膜なわけですね。
逆にいうと、筋膜が間違った姿勢や運動パターンを学習していた場合、いくら筋肉を鍛えても実は効率悪いということにもなるんです。
面白いですよね!
次行きます。
②全身を連結する全身タイツ?
これもね、結局は人間の身体にとってめちゃくちゃ効率が良い仕様となっていると思います。
どういうわけかと言いますと、
もし筋膜が存在しないと人間の動きはどうなるか?
もうそれはぎこちなさしかないでしょうね。
人間の運動エネルギーは筋肉が縮むことで関節に動きが生じて産み出されます。
そうやって筋肉と関節でエネルギーの伝達をしていくのですが、これだけだとエネルギー伝達が非常に悪いんですね。
この筋肉と関節に筋膜の張力がプラスすることで、なめらかかつ、効率の良いエネルギー伝達が可能になるんですね。
例えばですけど、ヨットってありますよね?
ヨットは帆で風を受けて推進力を作り出すわけですけど、その帆の部分の張力ってロープで引っ張って作り出していますよね?
このロープの役割を人間の体では筋膜が担っているわけですね。
人間がヨットの帆をずっと引っ張って張力を作り出していたら非常に疲れると思いませんか?
筋膜は筋肉が作り出す運動エネルギーを筋膜が持つ張力を使って上手に全身に伝えるわけです。
筋膜ってめっちゃコスパ良いですよね!
最後に③の全身を貫く情報交換ルート。
これはですね、前回のパート5にも書きましたが、
人間の身体って全身にその活動をモニタリングするセンサーが埋め込まれています。
固有受容器っていうのですが、特に筋膜は豊富です。
なんでか?
筋膜が張力を介してエネルギーを伝達しているとしたら、その張力をモニタリングしておけばだいたい人間の身体がどんな動きをしているかがわかりますよね。
人間の身体って本当によく出来ていますよね〜。
筋膜はエネルギーの伝達と、それに伴い身体の状態に関する情報も伝達してるわけですね。
しかも、脳の運動野を介さない脊髄反射レベルでもこの筋膜に伝わる情報が使われているんです。
今日はちょっと小難しい話が多いですね。
僕も機能解剖学だけではなんとも答えが出にくい症例がたくさんあったのですが、このアナトミートレインを勉強することでより早く患者さんの問題に答えが出るようになってきました。
筋膜とは全身を包んでいるエネルギーを伝達するネットみたいなものだと考えてもらえれば良いかと思います。
んん〜、
長い上に非常に読みにくい文章になってしまいました。
読んでくださった皆さん、
ありがとうございます!
またよろしくお願いします!!