脊柱管狭窄症

Q 脊柱管狭窄症とはどんな病気ですか?

 

A 背骨の後ろ側には、脳からの神経の通り道であるトンネルがあります。

これを脊柱管というのですが、背骨の関節や靭帯の変性でこのトンネルが狭くなり、神経が圧迫されたり神経の血流が悪くなることで起こります。

 

Q 脊柱管狭窄症ではどんな症状が起こりますか?

 

A 一般に、お尻や下半身の痛みや痺れなどの神経痛が多いです。

主に立っている時や歩行時に起こりますが、これは立位や歩行時は腰が反るような姿勢になり脊柱管が狭まってしまうことから起こります。

歩行時に痛みが起こり、かがんだり座ったりして一定時間休むことでまた歩くことができるようになることを「間欠性跛行」と言いい、脊柱管狭窄症ではこの間欠性跛行が代表的な症状です。

 

Q 対処法は?

 

A 歩行障害や排尿障害などが起こっている場合は手術をすることが多いようです。

あまりにも長い期間、脊柱管狭窄症を放置して神経がダメージを受けると、手術などをしても回復が難しいケースがあるようです。

 

軽度の場合は、脊柱にかかっている負担を取り除いたり、軽い運動療法などで脊柱周辺の血流や代謝を改善することで十分に対処が可能です。

 

脊柱管狭窄症でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。