①とにかく辛い箇所だけほぐす
②とにかく強くおす(痛い)
③うつ伏せのみ
と言うことで、長年この業界に身を置いてきて患者さんからよく聞くイマイチだったマッサージ屋さんとそれに個人的にそれは危ないだろって思う点を加味してランキングにしてみました!
マッサージを受ける時の参考にしてみてくださいね。
ではさっそく行ってみましょう。
①とにかく辛い箇所だけほぐす
これはですね、お客さん側から言われることも多いのでそれを言う側気持ちもわかるし、施術する側もそれを言われたらそうせざるおえないことも確かにあるのですがあえて1位にさせて頂きました。
なぜかというと辛い箇所だけほぐすのは「危険」を伴うことがあるからです。
辛い箇所っていうのは基本的に筋肉がこったり張ったりしている箇所ですよね。
それだけだと問題ないのですが、状況によって「痛めている箇所」であることもあるんですね。
例えば、「腰が辛いから腰を揉んでほしい」って言われた時に、ただ腰が凝っている、張っている状況なら何も問題ないのですが、実は腰椎などの関節部が弱くなって痛みが出ている場合にはその周囲の筋肉を緩めると逆に痛めてしまう場合があるんです。
こういうリスクをきちんと理解してその場合は違うアプローチを取れる施術者なら問題ないのですが、結構辛い箇所だけほぐすっていうのをよく聞くので1位にさせて頂きました。
②とにかく強くおす(痛い)
詳しくはこちらのもみ返しの記事に書いてあるのですが、
筋肉の伸び縮みするスピードや量は人によっても、そして同じ人によっても体調次第で変わります。
筋肉の状態をきちんと触診して、筋組織にダメージの無い押し方が出来るなら強圧でもそんなに問題は起こりませんが、それができないでただ強く推すと筋組織を痛める可能性があるんです。
まあそれを一般的にはもみ返しというんですけどね。
他にもずうっと不必要に強圧のマッサージを受け続けていると、毛細血管の働きが悪くなって逆に凝りやすくなったりしますよ。
これは俗にいう揉みだこってやつですね。
こうなると常にマッサージを受けたくなっちゃうし、強圧の刺激じゃないと満足出来なくなってマッサージの無限ループにハマってしまいます。
なので常に強圧!みたいなマッサージは避けた方が無難だと私は思います。
③うつ伏せのみ
これは整体師だから余計に思うのかもしれませんが、人間の筋肉は体の後ろ側だけにあるのではありません。
そして、筋肉はその引っ張る力で体のバランスをとっています。
体の後ろ側だけほぐしたら、バランス悪くなりますよね?
そうなんです、体の前後の筋力バランスの崩れは我々整体師が大好物な「歪み」につながってしまうのです。
わざわざお金かけて健康の邪魔をする「歪み」を量産する必要はないですよね?
なのでうつ伏せのみでマッサージを終わらせる施術も避けた方が無難です。
ということで独断と偏見で選ぶ「避けた方が良いマッサージランキングベスト3」でした。
参考になったでしょうか?
ちなみに手前味噌ではありますが、整体サロンRELEASEのマッサージのコースはこれらの心配は全くないので気になる方はぜひお試しください!
執筆者:佐藤正亮
辻堂の整体サロンRELEASE オーナー兼院長。
整体師歴24年、のべ6万人以上の施術実績を持つ。
独自の整体理論「コアファンクショナルメソッド」を開発し、湘南から横浜、県外にかけて多くの症状改善に貢献してきた。
セミナー講師としての登壇や、整体師向け育成プログラムの開発にも携わり、姿勢とバイオメカニクスに基づく根本改善メソッドを伝え続けている。


