膝が痛い?それは腰で歩けてないんじゃないですか?

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こんにちは〜。

 

そろそろ梅雨も終わりが見えてきましたね〜。

 

今年は梅雨にしっかりと雨が降り、日照時間が少なかったのと、結構低気圧が来ていたので体調不良や色々な症状で来院される患者さんが多かったですよ。

 

中でも最近多いのが膝の痛みの患者さんです。

 

そこで今日は久しぶりに膝の痛みについて書いて行きたいと思います。

 

過去にも、

 

寒い季節のひざ痛予防

 

や、

 

膝が痛くなるかたの5つの特徴

 

などなどわりと膝については書いて来ましたが、最近また膝の痛みについて発見があったので今日はそのことについて書きたいと思います。

 

さて何を発見したかというと、膝を痛める方は腰がガチガチ!ってことです。

 

いや、今までも患者さんに腰を痛めると膝も痛めやすいですよとか説明していたのでそれなりには認識していたつもりなのです。

 

が、今までは解剖学的に腰が固まることで起こる、太ももや股関節周りの筋バランスについてしか理解できていませんでした。

 

でもね、気付いちゃったんです。

 

筋肉的な問題だけではないことを。

 

それは、腰が固まると歩行の際に股関節から下だけを使って歩くことになるんですね。

 

腰が健康で柔軟性がある方は骨盤の左右を前後に交互に振ることで腰も歩く動作に参加させているんです。

 

要するに腰がねじれる動きですね。

 

右足が前に行くときは右の骨盤も一緒に前に出て、そのとき左の足と骨盤は後ろに行きます。

 

この腰を捻る動きをすることでで体重が足首、膝、股関節だけでなく腰椎にも乗ることになります。

 

構造的に、歩く時の体重を支える部品が足首、膝、股関節にプラス腰も使えるようになるんですね。

 

腰はだいぶ骨も筋肉も頑丈にできていますから、これを歩行の際に使えるか使えないかは大きな差になって来ますよ。

 

患者さんたちも、膝の痛みが取れる段階まで回復してくると腰の筋肉も関節もずいぶん柔らかくなって来ます。

 

歩くときにも腰や骨盤をしっかりとねじり、手を振って歩けるようになって来ます。

 

今まで私は膝の痛みに対処するときに足首や股関節周りの関節や筋肉のバランスの異常を改善することに主眼をおいて来ました。

 

それでも十二分に効果が出ていたのですが、今後はより早く的確に膝の痛みに対処できそうです。

 

というわけで膝の痛みへの新たな発見でした。

 

今日も頑張るぞ〜

 

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